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スマイルレール 秋田内陸線

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「中里のカンデッコあげ」の準備作業にお邪魔しました。(仙北市地域おこし協力隊)

なんと今週の金曜日!(3/2)
もうすでに冬祭りで有名な仙北市西木せんぼくしにしきの「中里なかさとのカンデッコあげ」が行われます。

ということで、
お祭りが間近になった中里集落へ、またまたお邪魔してきました! 女子は手伝えないので本当にお邪魔です。

角館かくのだてから内陸線に乗って「羽後中里うごなかさと」駅へ到着。
駅舎のネコに癒されながら(宣伝)
まっくらな雪の壁の間を歩くこと5分(まわりに家はあります)
布谷ぬのや酒店へ到着。そこで布谷和好ぬのやかずよしさんと合流。お隣の集会場へ行きました。

特別な日本酒発見!なんと金箔入り!
私はお正月に飲みました。みなさんもぜひぜひ!!

そしてこれがご神木。わかりにくいので夏のバージョンも。

祭の内容は未経験の私が説明するよりこちらをご覧ください。
仙北市HP「中里のカンデッコあげ

お祭りで使うカンデッコを作っています。
作るのは2種類
くわと男根
鍬はほおの木、男根はクルミの木です。
ひとつひとつ手作業で作っていきます。皆さん手慣れたものでひとつ10分かかりません。

もともとの木の形を活かして作っていきます。

これはクルミの木。
真ん中の部分は・・・ リアルに表現できますね。

これは集めてきた木。

木を集めるのは作業の2週間前。
木を削るのに生木が柔らかくてよいので雪の無い夏に・・というわけにはいかないそうなんです。
すごい雪の中、かんじきで山にはいりとってくるそうです。かなり危険を伴うそうですよ。
だって冬の山に入るのですから!信じられませんー!

みなさん、マイなたと、マイのこぎりをもっています。
なたはすっごく重い!

本日の一番大きいなたを使いこなしている風景

そして出来上がった鍬(くわ)
男根は・・・ぜひお祭りに参加して実物をご覧ください。

ちなみに一人が作る数は必ず奇数なんだそうです。

そして男根と鍬を結ぶ縄をなっていきます。
布谷さんいわく、木を削るより縄をなう方が大変だとか。

ご神木にまく、「はちひろ」分の縄も作っていきます。
さて問題です。
「はちひろ」とは何でしょう?

正解は・・・
両手を広げた分が「ひとひろ」。なので8人分ということですね。
「ひとひろ」「はちひろ」呪文のように聞こえました。

ちなみにこのカラフルなものはもち。
「まゆ玉」と言われています。
ご神木のまわりに飾ったり、当日、小分けにして販売したりするそうです。
地元のお母さん方の手作りだそうです。

ちなみに男性のみしか参加できないはずですが、きっと一見の価値はあると思います!!
地域の方、急にお邪魔した私にすごく優しく対応してくれて、色々教えていただきました。

みなさん!
お祭りももちろんですが、地域の方との交流もぜひ楽しんでください。
当日のご来場をお待ちしています!!!

夏に撮った布谷酒店の和好さんと。

中里のカンデッコあげ」が行われる平成30年3月2日(金)は、次の列車が羽後中里駅に臨時停車いたします。

【下り】
119D 鷹巣18:53発→羽後中里20:39発→角館21:05着


時刻表
運賃表